起動に時間がかかる
パソコンの起動時間は3分以内だと正常といえますが、中には5分以上、ときには10分以上かかるのに、古いからしょうがないと思って我慢している人がいます。 しかし、たいていのばあい遅い原因を取り除けば正常になるものです。 |
![]() RAM の例 機種によっていろいろなタイプがあるので、購入には注意が必用です。 上はノートパソコン用 下はデスクトップ用 |
1 メモリー不足 パソコンには必ずハードディスとメモリーが装備されていますが、これらの違いを理解していないためにハードディスクの容量を増やせば早くなると誤解している人が結構います。 このちがいを説明するためにわかりやすい例をあげると、倉庫と作業場と考えればよいでしょう。 何か作業をするときにはまず倉庫から必要な道具や材料を出してきて作業をしますが、作業場が狭いと、今必用なものだけを倉庫から出してきて、新たに必要なものができると、現在出ている物を一旦倉庫にしまい新たに必要になったものを取り出してくるというように何度も倉庫と作業場の間を往復しなければなりません。しかも、この倉庫が遠くにあると考えてみてください。荷物を取りに行くためだけに多くの時間を取られてしまいます。 この作業場がメモリー(RAM)で、倉庫がハードディスク(HDD)に相当します。倉庫を必用以上に広くしても、作業は早くはならないということが理解いただけると思います。 ハードディスクは機械的な部分が多く、機械的な部分が全く無いRAMに比べてアクセスにかかる時間が極端に長いのです。メモリー容量が不足すると、動作が極端に遅くなるのはこのためです。 RAM の標準容量はWindows98のころは64MBでしたが、MEでは128MB、XPでは256MBとなり、現在では4GB(40000MB)を搭載したものもあります。 問題はXPの256MBです。出始めのころはこれでよかったのですが、その後、ウィルスソフトのサイズがどんどん大きくなって、これでは完全にメモリー不足になります。起動が遅いだけでなく、起動した後も反応が遅く、画面を消す時もじわじわと消える状態になります。現在は最低でも500MB、できれば1GB(1000MB)が必用です。メモリーを増やすだけで、見違えるほど早くなることがあります。 |
![]() メモリーが足りている例 必用メモリ量 344MB 装備されているメモリー 490MB(実際には512MB) |
![]() メモリー不足の例 必用メモリー量 314MB 装備されているメモリー 228MB(実際には256MB) |